忍者とヤギの赤ちゃん
山開きセレモニーの演出で、忍者の衣装でお手伝いするというもの(左は町長さん)。
日の出山頂に設置する金の鐘を、忍者達が奉納するという設定なんだそうですが、鐘を持って出発しても会場の皆さんは、おしゃべりに夢中でだれも見てくれない。
さみしい出発です。
たまにすれ違う車の人に指さされて笑われるくらいで、さみしい感じで、えっちらおっちら金の鐘を運びました。
忍者の黒装束に金粉がつきます。
こりゃ、金のスプレーペイントだな。
とあるおうちの玄関で子供達がいて、
大はしゃぎで「あ!忍者だ!忍者だ!忍者が来たよ!!」っと初めて声をかけられた。
嬉しかったなー!!
おばあちゃんも出てきて、
「あれ、あんたらはそんな恰好でどうしたのかね?
はぁ、大事なお役目があるんだね、そりゃご苦労さん。
・・・それはそうと子ヤギが生まれたから、見においで。」
土間の奥には、なんと、ふたごのしろやぎが!
生後3日目だそうです。
路線バスが家の前にとまって、運転手さんが窓から大声で尋ねる。
「生まれたかね?」
「うまれたよ、2匹だよ。」
「そりゃあ、良かった。よかったな~。」と坂を登っていく。
いやはや、のんきだね。
しばらくヤギと遊んでから、また鐘を運ぶために出発。
(今気づいたけど、お父さんヤギが、どさくさに紛れてクノイチの帯をかじってるよ。)
鐘は誰も見てないところで車に載せかえて運搬。
やっぱり人力で山頂まで運ぶには如何に忍者とはいえ、ちっと重いのでね。
ヤギの出産のニュースは、昨日の「西の風新聞」(地元新聞)にも出ていました。
いやー、のんきだね。東京都内とは思えないな。
・・・あれ、忍者のことは載ってなかったぞ!?
おかしいなあ~