ネコがいっぱいイスタンブール

2021年5月12日

今年の1月。トルコ経由のフライトでモロッコへ、アルガンオイルの仕入の旅に行きました。

せっかくの機会なので、飛行機会社に電話してイスタンブールに5日間ストップオーバーする旅程に変更してもらいました。
お正月休み返上で働き詰めだったので、久しぶりに羽を伸ばしました。
コロナウイルスが世界を蔓延する直前に行けて、ラッキーでした。

それにしてもネコが多いのでびっくり。
人の数よりも多いくらいなんじゃないかとおもうくらい。
ボスポラス海峡でふざける猫たち

僕が泊まっていた港に近い一角はネコ天国。
10メートル歩くと1匹の割合でネコがいました。本屋はだいたいネコ天国。店の人も客も全然気にしてない風。オルファン・パムクやシャファクなどが並ぶ純文学コーナーで、読書の合間に昼寝する猫。

街のみんなが餌をあげてかわいがるのでどんどん増えていくようです。

野鳥を餌付けするような感じで、玄関に餌箱を置いてある家が三軒に一軒はありましたね。

「日本では、飼い主がいない猫は、捕まえられて殺されたり手術されるんだよ」と現地の人に言ったら、「そんなことしたら、そのうち街からネコがいなくなっちゃうじゃないか!街がさみしくなってしまう。 猫なんて何も悪いことしないから別にいたっていいじゃない?!」と、びっくりされました。来世、何かの因果でネコに生まれ変わったら、イスタンブールを目指すべし。