クルミの割り方
夏には青かったクルミが、秋に熟して落ちてきます。
(これは6月くらいの様子)
毎朝、庭先のくるみの木の下にいくと、だいたい10個ぐらい落ちています。
これを拾い集めておいて、まとめて殻を開けます。
まずは、外の果肉をむき、軽く洗ってから水にひと晩浸します。
それから火を入れると、水蒸気の圧力で中からパクっと殻が開きます。
フライパンでもいいですし、弱火にした魚焼きグリルでも大丈夫。
開いた割れ目に、マイナスドライバーや包丁を差し込むとまっぷたつに割れます。
実をほじり出します。
そのまま食べちゃってもいいですし(ローストしてあるので、ホクホクして美味しい)、集めてはちみつトーストにのせたり、サラダにまぶしたりしてもいいですね。
市販のクルミみたいに、きれいに大きく取り出すのはまだうまくできないです。
品種が違うのか、やり方が悪いのか。でも、粉々でも別に美味しいので、気にしてません^^
山のクルミは、小ぶりですが、味がギュッと詰まっていて美味しいですよ!
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ところで、子供の頃、海辺で貝殻やガラスの宝石💎を拾うのが好きでした。
たまに、豚の鼻🐽みたいな謎の殻を拾うことがあり、これはなんだろう、と不思議に思っていました。
大人になって、ずいぶん経って。
山で暮らし始めてから、クルミを割っていて、「あっ、あの海辺の豚の鼻はこれだったんだ😳」と
気付きました。
山のクルミが、川を流れて、波にもまれて、ついに割れ。
貝殻のように硬い殻だけが岸に打ち上げられたんですね。
むいた後の胡桃の殻は、薪ストーブの良い燃料になります。
腐りにくいので植木鉢に入れるのも良いようです。
猫のおはじきにも✨
…こんな里山の秋の風景をおすそ分けしようと、クルミオイル、ハシバミオイルなどを練り込んだ
『フルフリップ Autumn Village』をつくりました。
昨年に発売したWinter Forestにつづく秋バージョンのリップクリームですよ。