「森のくまさん」を口笛で吹くのを忘れるので、BBCの料理番組を爆音で流しながら、クマの森でみょうがを掘っています。
夏のたのしみ。裏山のみょうが掘り。
みょうがが生えている所って、クマも好きな場所なんです。

以前は、口笛で「森のくまさん」を吹いていたんですが、みょうが探しに夢中になると、つい忘れちゃう(笑)。
そこで最近は、小さなスピーカーを持参して音を流すことにしてます。
音楽だと、選曲が難しい。
静かな山に似合う素敵な曲だとクマが聴きに来ちゃいそうだし、逆に激しすぎる曲🎸だと、みょうが掘りのBGMとしてはふさわしくない。…最近は気が滅入るニュースも多いし、面白い番組だと聞き入ってしまう。
行き着いたのが、BBCの淡々とした、dullい料理番組のpodcast。
これくらいが、ちょうどいいんです。
「この山にイギリス人?」と🐻は思うかも。
みょうがの群生地に着いたら、スピーカーを藪の入口に置いて音量を最大に。
そこから腰の高さまである、みょうがの海へ潜っていきます。
藪の中に入ると、一気に世界が変わるんです。
カラッとした炎天下から、涼やかで、やわらかく湿った世界へ。
ひんやりとした光の中へ潜っていく感覚は、まるで海にダイビングするみたいなんです。
藪から顔を出すと、海底から水面へ浮かび上がったような気分になります。
(この間、クマからは人の姿がまったく見えないので、ばったり出くわしちゃう危険があるんです)
この時期のみょうがには、繊細な白い花が咲いています。

森の妖精さん🧚がいるとしたら、たぶんこんな姿。
そんな森の妖精たちを、かっさらって籠に集めていきます。

薬味にしたり、友達におすそ分けしたり、甘酢漬けにしたり。
みょうがって、タイ料理で良くつかう、バナナの花にそっくりなので、ココナツカレーにも合うんです。
山の夏の楽しみです。
