お客がドイツに帰国

2週間ドイツ人の建築ジャーナリストがウチに下宿してましたが昨日、帰国しました。
だからちょっとつまらない。
最近ユーロが強いので前にウチに遊びに来たときよりも財布の紐がゆるかった気がする。

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平和な商店街に住んでいますが、先週、近所の踏み切りで人身事故(自殺?事故?)が発生。
踏み切りの周りには黒山の人だかり。

通りがかったおじさんに、
「何かあったの?」と聞かれて
「人身事故ですよ」と答えると、
「そうかぁ、無事だと良いけどなぁ」と
心配そうな面持ちで立ち去った。

何気ない一言ですが、見ず知らずの人の安否を気遣う心が垣間見れて、単に野次馬根性でながめていた自分が恥ずかしくなったよ。

論語の厩の火事の一節、「子、人傷つけざるのみ聞きて、問いたまわず」(?)を思い出した。
孔子が仕事から帰宅すると、うまやで火事があったと聞かされた。
だけど孔子はケガ人がなかったか、だけを確認して、後は何も言わなかった、という逸話。