びわの花が満開

花が少ない1月に咲く、びわの花。

ふわっとした綿毛に包まれた、小さな白い花。
あまく、バニラや杏仁豆腐に似た、あたたかな香り。

初夏のびわの実の香りからは想像の付かない香りですね。

12月くらいから咲きはじめ、花の色が白からアイボリーに変わってくると、この香りが徐々に強くなってきます。

古い住宅街などですと、庭木として植えられていることが多いので、街の人も香りを頼りに、びわの花を探してみてくださいね。

 


集落で飼っているヤギたちは、ビワの葉っぱも花も大好き。
甘い香りが好きなのか、ビワの薬効を知っているのか。

冬でも青々としているビワの葉は、草が生えないこの時期の貴重な食料です。