イタリア人たちとの鶴岡出張

出張で山形県鶴岡市に7日ばかり滞在していました。
東北のスローフードを学びに来た「イタリア食科学大学」の学生たちの引率と、通訳、そして食文化ガイドをする、というお仕事を知人から頼まれました。
オーガニック化粧品や農業の知識があれば、食の分野でも大丈夫でしょ?という事です。
この学校は、スローフード協会が設立した学校で、別名スローフード大学。
みんなで、ワイワイ・ぞろぞろと鶴岡市内の農家や食品工場をめぐります。こんにゃく工場見学のあとの記念写真。
海外でダイエット食品として売られているものが、日本では日常食として食べられていること、そして、それらが、「健康的なのにとても美味しい事」に驚かれました。
僕もこんなに驚かれた事に驚きました。

(訪問先は鶴岡市でこんにゃく、ところてん、豆腐を65年間作っている、まるい食品。)

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大鳥地区での山菜の採取、塩蔵、加工の授業。ミズという山菜をとっています。

「ミズ」の皮むき加工。
こういう地味な手作業はイタリア人たちも好きなようで、最初はおしゃべりしながら作業してたのですが、そのうち、無我の境地で黙々と作業しました。


夜は、町で飲んだり、
海辺で夕陽を見ながら飲んだり
酔った勢いで、ジャンボラーメンに挑戦したり
2人で30分で完食すると、3,800円がゼロ円になるというもの。
学生たちがギブアップしたあと、しょうがないから手伝うことに。
一見、フルフリの化粧品の仕事には関係なさそうですが、今回の旅の目的は、化粧品成分探し。
めずらしい山菜や在来野菜の知識を得たり、山形の生産者さんたちと繋がりができたりしました。
さくらんぼ、モモなどの原料も仕入れられそう。
また、イタリアとのコネクションができたのも良かったです。