2012夏 福島っ子元気村キャンプご協力のお願い
春にやった福島っ子 元気村キャンプを夏もやります。
春のキャンプの様子→ 福島っこ 元気村キャンプ
夏のキャンプをもっと早く告知しないといけなかったのですが、直前になってしまいました。
食材もお金も足りていないのですが、特にボランティアの人手が足りていません。
やることはなんら難しいことはなく、ただ子供たちと一緒にいればよい、それだけです。
福島まで行くのは時間も費用もかかって大変ですが、都内なら気軽に参加できますよね。
西多摩地区でのボランティアも必要ですが、都心への「1日修学旅行」も予定されていますが、そのときに付き添いができる方も募集しています。今回は参加ができない方も、次回ご案内しますのでぜひご応募ください。
企画のお手伝いをしている野乃屋さんがすばらしい文章を書いてくれたので詳細を以下に転載します。
(文章ありがと!)
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NPO花咲き村(私も参加中)とみんなの森は、
原発事故による福島からの避難者の方々との交流の中から、
子供たちが外遊びが出来ずにいるということを知り、
春休みにいつものフィールドを使ってキャンプを行うことにしました。
急な企画だったので、至らない点はいろいろあったと思うのですが、
22名の子供たちが参加してくれました。
1週間東京の野山を駆け回り、元気にご両親の元に帰っていきました。
春のキャンプの様子
福島っこ 元気村キャンプ
春のキャンプが終わって、
保護者の皆さんや参加した子供本人から
お礼の手紙やメールをいただいたりしました。
ぜひ続けてもらいたい、という声もありましたし、
親御さんの不安の大きさや、リフレッシュキャンプへのニーズの高さも感じました。
何より、子供たちがまた来たい、と言ってくれたことが大きく、
今後5年はこのキャンプを続けようと決めました。
さっそく2回目のキャンプです。
春は、まだ外遊びの制限が残る中でのキャンプでしたので
「とにかく外で思いっきり遊ぶ!」が目的でしたが、
4月以降だいぶ制限が解除されました。
学校のプールもだいぶ解禁されています。
そうはいっても外で遊ばせることへの不安が
まだまだ大きいのも福島の現状です。
夏は「親子両方の心のリフレッシュ」を目的にしています。
夏は水遊びがしたいよねってことで、
水辺で遊べるようなプログラムを多く組んでいます。
すでに定員に達しています。
***企画概要*******
期間:7月27日~8月2日(6泊7日)
場所:古民家滝本(東京都西多摩郡日の出町大久野/五日市線武蔵五日市から車で約15分)
対象:福島県下の小学3年~中学3年生
費用:3,000円
内容:森林でのキャンプ、いかだ下り、乗馬体験、温泉めぐり、畑でBBQ、地元中学校で交流、東京プチ修学旅行 ほか
※詳細について変更の可能性があります。
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皆様にお願いしたいこと
キャンプを運営するため、応援してくださる方を募集中です。
春にもたくさんの皆様にご協力いただき、
楽しいキャンプを運営することができました。
春から引き続きご参加いただく方も多いのですが、
なにしろ5年続けるつもりです。
協力者は1人でも多い方がうれしい私たちです。
このキャンプになにかピンと来るものがあればぜひお問合せください!
■ボランティアスタッフ
期間中、子供たちと一緒に遊んだり、
食事の準備を手伝ったりしてくださる
ボランティアスタッフを募集しています。
キャンプ期間の7/27(金)~8/2(木)の間で参加できる方、
一日だけでも構いません。
まずはこちらまでお問合せください。
担当・宮崎 fukushimakko.miyazaki★gmail.com
■食材提供
期間中、食事を毎日手づくりします。
そのため、新鮮な食材を求めております。
お米・お肉・お魚などの食材がまだ足りておりません。
なるべくまとまった量での提供を希望しております。
まずはこちらまでお問合せください。
担当・佐伯 saeki★minnanomori.org
■協賛金
キャンプ運営のための資金はかなりの部分を
助成していただいておりますが、
活動プログラムなど直前の変更がありえる部分については
事前の申請が難しいため、皆様からの協賛金が頼りです。
どうぞよろしくお願いします。
協賛金:個人 1口 5,000円 / 法人 1口 20,000円
口座: ゆうちょ銀行
(名前)フクシマッコゲンキムラキャンプジッコウイインカイ
(記号)10030
(店番)008
(預金種目)普通預金
(番号)11832421
*他行からのお振込みの場合:
(店名)〇〇八(ゼロゼロハチ)
(店番)008
(預金種目)普通預金
(口座番号)1183242
備考:実施、会計報告をさせて頂きます。
お名前/ご住所/お電話番号/メールアドレスをお知らせください。
担当・佐伯 saeki★minnanomori.org
各お問合せメールアドレスは★を@に変更してお使いください。
また、チラシもありますので、お近くの方、ご興味のありそうな方に
お知らせいただければと思います。
2012夏福島っ子元気村キャンプご協力のお願いチラシ(PDF)
と、ここまではオフィシャルなお知らせ。
ここから先は少し私の個人的な考えを書いてみたいと思います。
こうした福島の子供を対象にしたキャンプを
保養キャンプ、リフレッシュキャンプなどと呼ばれているようです。
私たちはリフレッシュキャンプと呼んでいます。
どちらかといえば体よりも心を楽しく快適にしてもらうことを重視しています。
キャンプの目的ですが、必要とされているから、
としかいいようがないと思っています。
多くの子達が福島市や郡山市から参加します。
これらの地域では外遊びの規制もほぼなくなって、プールも再開します。
でも不安はあるし、場所によっては除染が進まないと
ころもある。
保護者の皆さんの話を聞いたりしていると
(私は直接聞けていなくて伝聞なのですが)
不安が大きくて外で遊ばせづらい、というところに
だいたい収れんされていくのですよね。
目の前に子供がいるとあれこれ思い悩んでしまうのを
キャンプに行っている間に少しほっとして
自分を落ち着けるのだそうです。
私たちがやるのは、とにかく子供を楽しく遊ばせること。
それだけです。
それでご両親も子供たち本人も、
緊張をといて自分らしくいられる時間が持てるなら、
それが必要とされている、ということなのだろうと思っています。