2007年は介護元年

年末に義理の父母が共倒れになったため、今年は向こうの実家に帰省して正月気分は無しで生活支援してました。

介護の世界は今まで全く無縁だったので、興味もありませんでしたし、何にも知りませんでしたが、それが現実の問題になりました。

1週間の間に大急ぎで地域の病院、介護施設、ケアマネージャー、給食センター、ボランティア団体などをリストアップし、打ち合わせをして今後の介護プランを構築して、昨日東京に帰ってきました。

痛感したのは、自分で調べて動いて要求しないと、福祉は動いてくれないということ。
だまっていると教えてくれませんし、場合によってはしつこく要求しないと助けてくれません。
頼りになって若い親戚や家族がまわりにいないとつらいですね。

仕事も休憩も返上で、とんだ正月でしたが、こういうことは初動が肝心。
問題を先延ばしせずに最初にきちんと道筋を作っておけば、いずれ自分が楽になるのだと思います。トラブルが起きた都度、仕事を中断して実家に帰るのは、金銭的、時間的に無理ですから。
しょっちゅう帰省してあげられないのは、ちょっとかわいそうですが、その代わり、定期的に電話を入れてあげようとおもいました。

また、自分の本当の両親が今後、どうにかなったときにこういった知識と経験は活かされると思いますので、言い方は悪いけど練習になってよかったのかも知れないなあと思いました。