切手集めの成果


最近、手紙を出すときに古い記念切手を使うようにしています。
素敵なデザインの物も多く、誰にどの切手を貼ろうか、と考えるのも楽しい物です。

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私が小学生くらいの頃、周りの子供達の間で切手集めがはやっていました。

60円や80円程度で買える物なので、お小遣いを握りしめ、郵便局に買いに行った物です。

きれいな切手を眺めたり、友達と見せあったり、交換したりするのが楽しかったです。

古い切手は、将来資産価値があがり高い値段で売れるので、貯蓄代わりになる、と言う話があり、ウチのおばあちゃんも切手をシート単位でオトナ買いしてました。

あの「ドラえもん」でもスネ夫が珍しい外国の切手をのび太に自慢するシーンがよくありました。そんな昭和時代です。

・・・時は過ぎて、平成25年。

久しぶりに実家に帰ったときに、古い切手帳を物置で見つけて引き取ってきました。

さぞかし、資産価値が上がっているだろう、シメシメ、とおもってしらべたら、額面か額面以下の価格でしか買い取ってもらえないらしいことがわかり、ショック!

私の切手で資産価値が上がっているのは、2枚だけ。「3円切手」が300円です。

昭和30年代に切手収集ブームがあり、それ以降、当時の郵政省が大量に切手を発行したらしい。
ところが切手収集ブームは21世紀に入ると廃れてきました。
コレクターがいなくなってしまい、需要よりも供給の方が多くなってしまい、価格が暴落したのだそうです。

昭和30年以前の昔の発行枚数が少なかった頃の切手に関しては確かに値上がりはしたのですが、私が現役コレクターだった小学生だった頃に買い集めた切手は、額面通りの価値しかないということです。

というわけで、、、最近、積極的にこの古い記念切手を使うようにしています。
お客さん方に、たくさんサンプルなどを送るときなどに、昔の記念切手が大活躍です。

ざっと計算したところ2万円相当の切手を持っていました。
小学生の時からの貯金みたいな物ですね。