手作りルバーブジャム

2021年9月27日


   生ルバーブ     砂糖で煮ると水が出てジャム状に溶けます    豚肉に良くあう!
(白砂糖を使えばもっとキレイに色が出たと思います。)
    
皆さんはルバーブをご存知でしょうか。

ヨーロッパ原産のフキのような植物。
すっぱい味とさわやかな香り。
砂糖で煮てデザートや料理のソースとして食べます。

初夏はルバーブの季節。
本日、北海道から待望のルバーブが2kg到着。
知り合いのM氏が取り寄せてくれたもの。

生まれて初めて、ルバーブジャムを手作りしましたが、とっても簡単でビックリ。
下ごしらえ不要。適当に刻んで、半分の重量の砂糖と一緒に煮るだけ。
しばらくすると、水が出てきてとろとろに煮崩れる。

今夜は豚ロースに粉をはたいて焼き、手作りルバーブジャムをかけてみました。
ドイツ料理のサイトで見つけたレシピです。
味に関する語彙が貧しいので、「おいしいです」、としか書けませんが、
本当に本当においしいです。

僕はドイツにいったとき、現地の友人に勧められて、初めてルバーブのパイを食べて感動。
まさか日本で食べられるとは思ってもいませんでした。

ちなみに漢方では、大黄と称し、「停滞した病毒を排出し、胸腹の膨満感、腹痛、便秘、小便の出の悪いのを治す。また、黄疸、血液の停滞による症状、できものも治す」との事で重要な生薬です。

砂糖は同じく北海道産のサトウダイコン(甜菜)から取れた砂糖を使ってみました。
白砂糖を使ったほうが、色がきれいに出ますね、多分。

でも、あとで分かったことですが、てんさい糖は、
腸内の善玉菌が増えるオリゴ糖を豊富に含むそうです。
ルバーブの整腸作用に貢献するかも知れませんね!

ところで、サトウダイコンは「コスメ調合室」の保湿剤に使われている
ベタインの原料です。

吸湿力が強く、湿気が多いときにうっかり容器のフタを開けっぱなしで
置いておくと、水分を吸い込んで液体になってしまいます。

角質に浸透せず、皮膚の表面にとどまって保湿するために、
低刺激で、敏感肌の人に人気の成分です。