緑のチビみかんの摘果作業

毎月恒例、みかん農園ボランティアの作業報告です。


6月13日。

梅雨の中休みで運良く晴れました。

今日の作業は、チビミカンの実を摘む作業と、毎度おなじみ雑草とり。
あと、お楽しみで、アジサイ摘みとびわの実摘み。


<チビみかんについて>

白いみかんの花びらが散った後に、まるい緑の芯が残ります。
これがだんだん大きくなって、ミカンの実になるのです。



現在、ミカンの樹たちの体力が落ちているので、たくさんの実をならすわけには行かないため、これらの実を間引く意味で摘みます。

アロマテラピーでは、こういった柑橘の小さな実や枝葉を蒸留して得た精油を「プチグレン」と称してさまざまなケアに使用されます。

物の本によると抗菌、強壮、鎮けいれん、抗炎症、などの作用のほか、心をリラックスさせる効果もあるそうです。スキンケアには、肌あれ、ニキビ、肌の老化・しわ、PMSや更年期障害などの緩和ケアにも使われるそうです。


今回収穫した、緑の実も前回のみかん花同様、蒸留所に発送して蒸留してみます。
このちびミカンの実も、みかん園維持のための資金源となるといいのですが。

今回のお楽しみは、アジサイの花と枇杷の実収穫!

たーくさんのおいしい枇杷がとれました。たぶん、その場で20個は食べたと思います!

作業終了後、とれた枇杷をお土産に、この日は仕事で作業参加できなかった現地スタッフWさんと合流。
おいしい焼き鳥屋さんに連れて行ってもらいました。

次回は、BBQをしよう、コンポストトイレを作ろう、などと話が盛り上がりました。

びわのタネは捨てずにとっておいて、何にしようか考え中です。
炒って食べたり、焼酎につけたりなど。杏仁豆腐の原料の杏仁の香りがするそうです。
たのしみ!
枇杷の葉は、枇杷の葉茶、枇杷の葉灸にしてみようと思います。


切って持ち帰った見事なアジサイは、帰りの電車の中でしおれてしまいがっかりしましたが、帰宅後バケツで水を吸わせたらみごと復活!!
よく見ると3色あって、花びらのデザインが微妙に違っていて興味深いです。