スズメバチに2度刺された!!

スズメバチに2度刺されると、アナフィラキシーショックで死ぬって言いますよね。
新聞でも時々、ハチに襲われて亡くなる人の話が出ています。

ところが、先日、こともあろうにスズメバチに2度も刺されてしまい、病院にお世話になっちゃいました!

先日、小田原のみかん園で草刈機を使って草刈をしていた時のこと。

これがくさかりき。

去年までは草刈鎌でしたが、機械化して効率がぐんと上がりました。

雑草がミカンの木の中ほどまで生長してきています。

人が入らない端っこのほうを刈っていましたら、いきなり、3匹のスズメバチが弾丸のように飛び出してきました!

どこかにある、ハチの巣に近づきすぎてしまったのです。

左手に飛びかってきた一匹が、カチッと言うような攻撃音を立てながら刺しました!

分厚い軍手の上からでしたが、それでも痛い。

こういう時って、意外に冷静に行動するようで、
後ろずさりしながら手袋をぬいで放り出しつつ、
高速回転しつづける草刈機を緊急停止ボタンで止めて肩から外し、
一目散に逃げました。

このとき、眼鏡をなくしちゃいました。

ハチに刺されたのは生まれて初めて。。。

   ***

安全なところに退避しまして、しばらくしてると、
痛みも引いて症状も軽くなったんで、
蜂の巣の位置を確認しようとこわごわ現場に戻りました。

刺されたところまで5mくらいまでそっと近づき、
しばらく偵察しましたが、
どんなに探しても蜂の巣もハチの姿も見えません。

そうしましたら、前方2m先に落とした眼鏡を発見!
喜んで手を伸ばしたところ、ハチが再度飛び掛ってきてやられました!

今度はあごをやられた。。。。

2度刺されると死ぬって聞いてたんでびっくり!

確かに痛いけど、そんなに騒ぐほどのものではありません。
眼鏡を取りに戻ろうか悩んだけど、3度も刺されて死んだら笑いものになりますんで、泣く泣くあきらめました。

   ***

その日は作業は止めにして病院に行くことにしました。

休日でしたが病院に電話して、1時間以内にタクシーでむかいました。

看護士さん: 「どこをかまれましたか?」

私: 「左手とあごです」

看護士さん: 「どこか引っかかれませんでしたか?」

私: 「いいえ… あの、ハチって引っかくんですか?!」

看護士さん:「あら、ごめんなさい、ネコの人じゃなくて、
ハチの人だったのね?! 大変!大変!」

実は、急患が私のほかにもう一人いて、その人は、ネコにかまれた人なんだそうです。

あやうく、取り違えられるところでした!!!
あぶないあぶない!

しばらく待ってると、
ヤンキー上がり?みたいなお兄ちゃんがサンダルはいた足をひきずって出てきました。

ネコにかまれたもう一人の急患かと思ったら、
実はそれがお医者さん。

「呼吸が苦しくなったときに、タラタラしてっとマジ死ぬからな。
そういう時はタラタラしてねぇで、早く近所の病院にかかってくれよな!」

という注意を受けて、3日分の飲み薬と軟膏をもらって帰りました。
最初は腫れましたが、今のところ、異常はありません。

気をつけよう!

みかん園のハチはわなを作って退治すると共に、また小田原市役所で防護服を借りて駆除します。

防護服を来た店長スギ。

LEGOの働くおじさんみたい。
7月に行ったスズメバチの巣の撤去作業のもよう