茶道とお花の講座に参加してみた

いつも山の中に暮らしていますが、週一回くらいは都心に出て取引先の方と打合せをします。ついでに、都会のお店をのぞいたりイベントに参加するのも、勉強になるし楽しいものです。

先日は、お茶とお花のイベントに参加してみました。
お茶の先生をやっている知人に誘われて、招待状を見て初めて知ったのですが、彼女は小堀遠州流家元のお嬢さん。
実はとても偉い方だったのでした。

僕は、若い頃から茶道や花に興味があったので(ずいぶんと渋い趣味の青年ですねw)招待状をもらってすぐに参加することにしました。

会場は恵比寿にあるおしゃれなイタリア家具の店Arflex Tokyo。

テーマは、現代風によりカジュアルに日常でもお茶を楽しめるような工夫。本来、お茶道具として作られていないものを「見立て」て活用するというもの。


茶道は習ったことはなくても、僕もたまには抹茶を飲みます。今まで、自分の点てるお茶がなんかダマっぽくて、泡立ちがクリーミーじゃないなと気になってたのですが、今回コツをつかみました。

これを機にお茶を習ってみようかな、と思いました。

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あと、花の方も意外に上手な作品ができ、先生にもほめられて大満足…だったのですが、ちょっとしたハプニングが。

先に帰ったお客さんが、間違えて僕の活けた花を持って帰ってしまったのです。
がっかりしてたら、そばにいた参加者の人が、

「花なんて、どうせ枯れるものなのだからいいじゃないの」と慰めてくれ、

「花は枯れるからこそ美しいのであって、
もし花が枯れないとしたら、
はたして人は花を美しいと思うだろうか」

と言うような、カッコイイことをいって、去って行きました。

・・・あなたは何者?!


むかしの職場が、青山の草月会館のそばにあったので、草月流を学ぼうかとまじめに考えてたのですが、当時飼っていたイタズラ子猫のせいで断念しました。
花なんか活けても、どうせ、めちゃくちゃにされるに決まってる。

その、やんちゃで手が付けられなかったちくわも、
今ではかなり落ち着いた大人の猫になりましたので、もう大丈夫かな。

毎朝、庭で草を食べているせいか、花瓶の花をかじることもなくなりました。

これを機に花も習ってみようかな~。
家の脇の沢に降りていけば、いくらでも山野草が生えていますし。