人とのコミュニケーションについて思ったこと

意外に思われるかも知れませんが、
私は、引っ込み思案で初めての人と話すことに、
苦手意識があります。

私は、頭の回転がおそめなので、考えながら、
ゆっくりと話すしゃべり方のスタイルです。

というわけで、初めての人と話すことに、
以前から苦手意識がありました。

先日、話し方に関するセミナーがありましたので参加してみました。

そこで学んだことで、特に心に残ったことは、
人(特に初対面の人)とお話しする際には、
できれば自分や相手の気持ちや感情について
話題をむけよう、ということです。

たとえば、最近面白い映画をみてきたんだヨ、
という人と話すときには、

「いつみたの?」「どこの映画館でみたの?」
「誰とみたの?」「混んでた?」「俳優は誰?」

といった表面的なことよりも、

「どんなところに感動したの?」
「自分だったらその場面でどういう行動をとったと思う?」

など、気持ちや、感情についても質問すると、
はなしも盛り上がりますし、より親密な会話ができます。

逆の立場で、自分が聞き手でなく、話し手の場合でも、
「いつ」「どこで」「何をした・みた」ではなく、
自分が持った感想や感情について語る方が、
相手にとってはるかに興味深いでしょう。

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これって、単に話術のテクニックではなく、
より美しい生活を送るための心構えでは、と思い、
個人的にとっても感銘を受けました。