滞在先のおやしき?について

カンボジアにいる間は、こんなステキなおうちに滞在してます。
帰国後のギャップに苦しむとおもいます。

広大な敷地には、畑や果樹園、魚のいる池があります。

アヒル小屋には7羽のアヒルちゃんたちがいます。
ちゃんと人の見分けが付くみたいで、世話をしてくれてる庭師のおじさんには付いて回るくせに、私のことは警戒して全然なついてくれなくてちょっと悲しい。。。

やたら人なつっこいジャーマンシェパードもいます。

毎日、敷地内を走り回って、一日5回は池に飛び込んで泳ぎ回り、アヒルを追いかけたりしてたっぷり遊んでます。
しかもスタッフみんなにかわいがってもらえて、
犬として生まれてきて、こんなに幸せなことはないんじゃないかってくらい楽しそうです。

これで、6ヶ月の仔犬だというからびっくり!

いたずらがすぎて怒られると、キューンっと小さく鳴いて、すねたように、その場にゴロンとふてねみたいに寝そべるのが可愛くて面白い。
からだは大きいのに子どもみたい(っていうか子供なんですが)。


わたしがとめてもらっているのは、一番奥の一番立派な家。

私の妄想の中の、プランテーションの旦那様が住んでるような身分不相応な家で、最初はちょっとどきどきしましたが、人間すぐに環境に慣れるもので、今ではすっかりふてぶてしく、我が物顔でくつろいでいます。

従業員たちも、古民家を手なおししたこざっぱりとした素敵な家にすんでます。
マルグリット・デュラスの小説に出てきそうなかんじです。

敷地の裏には一面水田が広がり、2階のバルコニーからの眺めていると時を忘れます。

お昼は、お料理当番の女の子が作ってくれたおいしいカンボジア料理を、テーブルまで運んでくれます。

池の真ん中の涼しいあずまやで、みんなでいただきます。

食事が終わればもちろん昼寝。

でも、いいところばかりじゃないんです。

断水や停電はしょっちゅうだし、シャワーのお湯はほとんど出ないし、雨が降れば水浸しだし、ヒキガエルやイモリは勝手に家の中に入ってくるし、庭にはへびやサソリはでるし。

やっぱり、ここでの生活を維持するのはたいへんだと思います。