大企業のエコはぜんぜんエコじゃない?

きらびやかな日本最大級の某巨大エコイベント会場準備の裏舞台。
私も「里山みかんプロジェクト」の代表として、BeGoodCafeさんのご厚意でこちらに出展してます。

ゴミの量に唖然!
こんなたくさんのゴミをみるのは久しぶりです。

私は、フィリピンのスラムでゴミの山をあさる子供のように、このゴミの山の中から、まだ使えるのに捨てられてる、掲示物を張るためのボードや板きれや梱包資材を調達してきて、自分のブースを作り上げました。

半分くらい残ってる両面テープも拾ったし。

注:富士通さんはたまたま写真に写ってるだけで関係ありません。

大企業さんのゴミのおかげで、綺麗なブースが低予算で出来ましたよ♪

これが我々の質素なブース。

隣で出展していた美しい久野・里地里山協議会さんは、その点すごい。
ディスプレイに使った資材は、ほぼすべてが山から調達したり、メンバーのお宅にあったものと聞きました。
子供たちがわーわーやってきて、思い思いに枯れ葉やドングリを並べたりして、展示ブースを作り上げたとのこと。
今回のために特に買った物はなくて、ゴミはほぼゼロ、とのことで、とても感銘を受けました。

大企業ブース。
たくさんのゴミを出し、3日間、家電量販店のように煌々とまぶしい照明をつけつづけ、内心「なーにがエコだ?!」っと、思わずちゃちゃをいれたくなりましたが、
よくよく考えてみると、
むしろ、大企業がエコをテーマに巨大投資(ゴミも出ますが)をする時代がきたことを喜ぶべきでは?

世界的な大企業の動きは、その時代の空気をつくるものですから。
日本や海外のニュース番組の取材もたくさん来てましたよ。

10年くらい前までは、環境のことなんかを話すと、馬鹿にされたり、変な人扱いされた物ですが、いまでは、胸をはって環境問題について語れる時代になりました。

大企業のエコビジネスのおかげです。
ありがとう!