アルガンオイルを学びにモロッコ旅
コスメフルフリ店長の杉です。
2週間ほどお休みをいただき、モロッコへ行ってきました。
今回の旅の目的は、モロッコのアルガンオイルの産地の実態を調査して、現地パートナーと打ち合わせをすること。
アルガンオイルは、砂漠地帯に生えるアルガンの木からとれる実から搾った油。
これがアルガンの木。

化粧品業界の人でも実物を見たことがある人は少ないんじゃないでしょうか。
そして、これがアルガンの実です。

抗酸化力がべらぼうに高く、保湿にも良いアンチエイジング成分と言われてアルガンオイルは世界的に人気。
でも、市場にアルガンオイルとして出回っているものは混ぜ物がしてあるのも結構多いらしく、ホンモノは売られていても非常に高価。
混ぜ物が発生する実態を調査しつつ、良質なオイルの仕入れのコストダウンができないかを調べます。
また、フェアートレードにも興味があって、本当にそれが実践されているのか、日本のお客様にかわって自分の目で見て確認する、と言ったことが今回の旅の目的です。
現地のパートナーさんに案内していただき荒涼とした砂漠を何時間もドライブ。


最初は見慣れぬ光景に感動しますが、何時間も見ていると飽きてきます。
だんだん緑が増えてきて、アルガン保護区に到着。
<アルガン保護区の看板>

7年間雨が降らなくても枯れないといわれているアルガンの木は、水を求めて地中深く根を張ります。土壌を守り、砂漠化進行を食い止める役割が期待されています。
また、人間だけでなく、家畜のヤギや野生動物の食糧としてもとても大事なものなのだそうです。
丘の上にまばらに生えているのがアルガンの木です。

半日かけて、アルガン畑と搾油施設に到着!
ここは農村に住む女性たちの自立を支援する施設です。
女性たちがずらりと並んで座り、おしゃべりしながら殻を割ったり、えり分けたりする作業をしています。

長くなるので続きは、また今度。