高知に出張
10月後半は高知に一週間ほど滞在。
「10年に一度クラス」の台風予報の中、よりにもよって台風銀座の室戸半島へ行きました。
室戸市で、椿油のオーガニックコスメを作るコンサルタントの仕事です。
合間に、室戸で町おこしをがんばっている若い人たちのお手伝いなどもしました。
港で彼らの新しい作業場を作るために草刈りの手伝いをしてたら、藪のなかでスイカよりも大きな浮き玉を拾いました。腐った縄を切り、泥を落とすと、きれいな玉が現れました。
幼少時の愛読書「ぐりとぐらのかいすいよく」を思い出しました。
うみぼうずがなくした真珠灯台の大きな真珠をぐりぐらが探してあげるおはなしですが、そのうみぼうずの真珠を拾った気分で嬉しい。
残念ながら、この宝物は大き過ぎて東京にはもって帰れないので、ここに置いていく事にします。
ぐりとぐらも、真珠は灯台に置いていったしね。
山の中の我が家に連れてくよりも、この海辺の家の玄関にある方がかっこいいよ、と子供な自分に大人な自分が言い聞かせていました(笑)。
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うみをみる青年たち。
若いもんってなにやっても絵になるからいいですね!
この青年らは、「うみ路」のメンバー。
彼らの草刈り以外のプロジェクトもちょっと手伝っています。
「うみ路」について。詳しくはこちら
→ 地域の思いを形にしていくことが、僕らの仕事 蜂谷潤さん うみ路
わたしは、所詮はしがない化粧品やさんで、30代も終わりに近づいてくると、自分の力量がわかってきました。
一生懸命にはやりますが、大きな結果は残せない事が見えてきました。
せめてこういうやる気のある若い人が大きくなる支えやきっかけになれたらな、と思います。