福島こどもキャンプ

今シーズンも、ふくしまっ子キャンプのお手伝いに参加しました。

あの震災と原発事故からもう随分たったような気がします(まだ3年なんですが)。
ましてや子どもたちにしたら、3年前なんてはるか昔ですよね。
今、小学校1年生の子なら、3,4歳だった頃です。

現地の方から聞いた話ですが、おうちによって、放射線に関する方針が全然違っていて、ある家では、線量は安全圏内で心配しても仕方ない、と事故前とおなじ感覚で子供を外で遊ばせる家もあれば、「公園はいいけど森や川に近づいてはダメ」という家もあるし、「あっちの地区はダメ」という家もあるそうです。

ママ友同士で、お互いに宗教や政治の話をしないようにするのと同じような感覚で、放射線の話がタブーな地域が多いとか。

大事なことなのに、話せないのはストレスがたまりますよね。複雑な気持ちにさせられます。

無邪気に遊ぶ子どもたち。
地元では普段できないような川遊びや森の遊びをいっぱいして、夏休みらしい、いい思い出がたくさんできるといいな、と思います。