古民家セルフリノベ

2021年5月12日

2年前、古民家を取得して住み着きました。
極力、リフォーム業者さんに頼まないで自分でリノベをしようと決めたものの、はてしない「やることリスト」に、身も心も疲れ果ててきました。
自分が存命中にこの、サグラダファミリア状況を打開するには、人の手を借りないとムリ。
そんな中「出張大工カルロス」という面白い人をネットで見つけました。
あやしげな男なのでちょっと悩みましたが、勇気を出して1ヶ月の約束で我が家に来てもらいました。
その結果がこれ。
で、
以前はこんな感じ。
鉄のベランダが腐食して危険な状況。しかも雨漏りも。
腐った壁には穴が開いていて紙を貼ってました^_^;
カルロス君はDIYのお手伝いしながら全国渡り歩いてるという、あたらしい働き方、暮らし方の若者。TVにも出たことがあるとのことなので、ご存じの方もいるかな?
彼の契約条件は、1か月の契約金のほかに、宿と飯を提供すること、そして任せきりにせずに、できるときはいっしょに工事のお手伝いをすること。
プロの大工さんに任せた方が、もちろんもっといい仕事をしてくれるんでしょうけど、自分たちで作るということが、この家の場合楽しいんじゃないかなと思ったのと、面白い若者は応援したいなという思いから、彼を頼むことにしました。
今回はお料理上手な奥さんも同伴で、彼らの仲間のボランティアの青年たちもやってきてくれて、毎晩たのしくボードゲームしたり酒盛りしたりしました。
今回の工事では、離れの腐食したベランダ、壊れた屋根瓦を撤去して、新たに黒い杉板壁、緑の屋根とひさしを作りました。
施工の記録に、毎日、早回し動画をとってくれたので、いい思い出になりました。
工事二日目
この、危険なぼろ屋が…
最終日には、なんということでしょう!
こんなにきれいになりました!
自分たちで工事すると、当然、プロの仕事とは違って、仕上がりがそれなりだったり、やり直しが多かったり。
でも、完成した時のよろこびはひとしおです^_^