ドイツのお客さん & 手作り結婚式

ドイツのデュッセルドルフに住む古い友人のPくん&Jちゃん夫妻が
今日からうちに2泊遊びにきます。

5年前の彼らの結婚式のときに、私ら夫婦が「保証人」となりました。
ドイツに出向いて、市役所でサインをしたのです。

私は下駄に羽織はかま、奥さんも着物、といういでたち。
(むかし長唄をやっていたおかげで、着付けを覚えました。)

これがドイツ人にたいへん好評で、写真にとられたり、どこで売ってるのかときかれたり、
町で知らない人に握手を求められたり、いちやく人気者になりました。

彼らの結婚式は現在の日本の結婚式に比べかなり質素ですが、温かみのあるものでした。

翌年、私らもマネして、ウェディング業界を一切パスして、
100%手作りで結婚式を挙げました。
江戸時代から昭和初期の結婚式を古書などでかなり勉強して、それを参考にしつつ独自のアイデアも入れて企画。
かなり詳しくなりましたので「手作り結婚式コンサルタント」になれるかも。

司会を手配するのを忘れていて、仕方なく新郎が披露宴を仕切るという珍事もあり、たいへんでしたが、またやってみたいです。

場所は、東京都江東区の清澄庭園の池に浮かぶ明治時代の接待所を貸しきりました。
東京都の公共施設なので本当に安いんです。超低予算挙式で浮かせたお金で、お料理はハギワラトシコさん(料理研究家)にお願いして、こだわりまくりました。参加者も今まで参加した結婚式の中でも断トツに楽しかったし、おいしかったと大好評でした。

写真は特注のだるま型ケーキに、溶かしたチョコレートで目を入れているところ。他にも面白い企画が色々ありましたので、ブログを新たに作って、同じように100%オリジナル挙式をしたい人の参考に紹介しようかなあと思います。

ちなみにこの着物は、昭和初期のアンティーク婚礼着物。
いい写真が手元になくて分かりづらいかもしれませんが、今の染色技術ではなかなか出せない赤色がとてもきれいでした。

追記> 

調子に乗って作ってしまいました → 手作り結婚式のプランニング